清掃ハイキング 須磨アルプス 

山行日:2019年7月7日(日)、天候:梅雨晴れ 

参加者:川上、福嶋、福島夫妻、山内、鈴木、一般1名、明石山の会OG1名、中村清(L、記) 

タイム:9:00JR塩屋駅〜旗振山〜(鉄拐山)〜昼食(11:40〜12:20)〜12:30横尾山〜 

    馬の背〜八幡神社(13:40〜14:00:ゴミの仕分けと計量)〜板宿 

ゴミの重さ:850グラム(可燃物)、150グラム(不燃物) 

 

 

七夕の今日、梅雨の晴れ間を迎えた。歩き始め、登山道の東側に位置する閑静な住宅地の結構急な通路を登る。迷路のような小道を抜け登山道に合流したあと、ふたつ目の空き地で準備体操をした。一般参加のIKさんは六甲山とは親しいらしく、足取りはしっかりしている。
 

 

私たちが手にするゴミバサミやビニール袋に目を留めたハイカーが出会うたび「ありがとう」、「お疲れさま」と声をかけすれ違う。六甲山常連の人たちは清掃ハイクをご存知のようだ。ただ、ポイ捨てする恥知らずはもはや無視できる少数派のようで、いくら目を凝らしても、ゴミはそう簡単には見つからない。木立の中で休憩したとき、川上さんに親しく声をかける明るい婦人が現れた。明石山の会のOGでUGさんとおっしゃる。
 

「ご一緒してもいいですか?」 

「どうぞ、どうぞ」 

 拒む理由などどこにもない。 

 瀬戸内海を望む遊園地のベンチで休憩、空のリフトが登ってくる。旗振茶屋の広場で高校生だろうか、男女生徒に引率教師が謎をかけていた。「旗振山のいわれは何だろうね?」。この先、私たちを追い越した彼らの殿を務める元気顔の男性教師に尋ねた。ワンゲル部4校の合同登山という頼もしい返事だった。昼食時に一緒になったご夫婦と彼らが話題になった。学校名は失念したが、中学と高校を合わせた4校だと教わる。ふたりの地元の和歌山では高校のワンゲル部が最近盛んになったとも聞いた。登山道の真ん中を歩いてもゴミは落ちていない。ベテランは、登山道脇の踏み跡に展開してまでゴミを探す。 

 高倉台の広場のベンチは、梅雨の貴重な晴れ間を楽しもうと押しかけたハイカーで賑わっていた。団地の外れまで進み休憩した。年配の女性が懐かしそうに話しかけてくる。「皆さん、お元気でいいですね。わたしも昔、この先の階段を登って山を歩いたことがあるん


ですよ」。その急で長い階段を見上げ、私たちは顔を見合わせた。
 

「直登? 迂回?」 

「迂回しても最後には急登が待っている」 

 UGさんの意見が決め手となり直登した。階段の切れ目のテラスでひと休み中、ワンゲル部員――男子は男子、女子は女子のパーティー編成――がぐいぐい登ってくる。見るだけで胸がすく。山内さんの注意深い観察では百人を超える。 

 福島ご夫婦は、奥様がいち早くゴミを見つけ目と指先でご主人をうながす。ご主人は目線の先にゴミバサミを向ける。役割分担がなんともいい塩梅で、都度ゴミ袋は膨れた。わたしはといえば、キャンディの包みに「あった!」と声をあげ、わざわざゴミバサミに挟み丁重にゴミ袋に入れた。地面に張りつき土と同化しつつあるタバコの吸い殻は、剥がすとニコチン毒を吸い込みそうで息を止めた。まだ頂上を踏んだことがないを今回もつい巻いたのが心残りであった。 

 横尾山の手前の空き地で昼食となった。先ほど触れた50歳代に見える和歌山のご夫婦は車を妙法寺に止めたという。ご主人から車の回収方法について相談があった。バス? 電車? タクシー? 引き返すのが一番よさそうだ。こういう行き当りばったり登山も面白い。しかし何事につけ実行できるかどうかは、ひとえに連れ合いの寛容さ加減に負う。彼が登山地図をスマホに写し終えたのを待って振り返ると、川上さんが誰かと親しく話し込んでいる。誰? 状況が呑み込めないまま「こんにちは」。山中の偶然の出会いは、それは嬉しいもので、鈴木さんが話す「今ここにいる」長い物語に私たちは耳を傾けた。 

 今日のハイライト、馬の背までくだりがつづく。一気に通過するのはもったいないと思うのか、岩場に立ち止まったひとがいる。馬の背を渡り終えた福嶋さんが最後の岩の上を通過中だった。脚で踏ん張り歩くのが基本でも、岩の角やくぼみを選び両腕で上半身を引き上げる動きは、誰しも愉快だと思う。岩を歩くひとの動きも見飽きない。東山を越えた先のベンチでひと息入れたとき、岩稜を渡るワンゲル諸君の長い列が見えた。 

 


八幡神社の境内にお邪魔し、拾い集めたゴミを仕分け計量した。
 

例会報告


 

 






















































































































































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