鷲羽山(133m)と“風の道”を歩く(公開)

日程 201984日(日)

参加者  柳瀬、大堂、水谷、芝山、播田、福嶋、中村清、福島正、鈴木

岸本(L、記録)、  (一般)沼山、北原夫妻、中尾(計14名)

天候   晴れ、猛暑

コースタイム   JR西明石(7:11)姫路(7:46)→岡山(9:29)→児島 (10:16)→風の道”

入口(10:30)→老健施設“オアシス”(11:30)→旧下電鷲羽駅(1200

→下津井城跡・昼食(12:3013:00) →共同井戸群、まだかな橋跡、むかし下

津井回船問屋(14:20)→ 旧下電鷲羽駅(14:50)→あずまや→鷲羽山山頂

(15:18)→第二展望台(15:40) →第二展望台バス発(15:59)→児島 (16:40)

→西明石駅(19:16)

  電車を2回乗り換えて約3時間かけてやっと児島駅に到着。駅構内の児島観光案内所に立ち寄り、5月に「児島観光マップ」と「鷲羽山・下津井てくてくウオーキングマップ」を各10部送って貰ったお礼を申し上げ、これから歩く“風の道”への行き方を教わる。駅舎内で全員自己紹介の後、車道脇の歩道を通って“風の道”入口に向かうが強烈な暑さで汗が噴き出してくる。“風の道”入口は1990年に廃線になった下津井電鉄の始発の駅舎跡で、“風の道”とは枕木や線路を取り外し軌道敷跡地をウオーキングとサイクリング用に整備したもの。道は未舗装(一部舗装あり)で、当然車も通らないので歩き易い。加えて両側は人家で市民が花壇にして赤、黄、ピンク、薄紫、橙色等色鮮やかなポーチュラカ(一般参加の沼田さんに教わった)が植わっているので眼を楽しませてくれる。ポーチュラカはよく手入れされていて除草、施肥、水遣り等地元の人の苦労が偲ばれる。(1130)“風の道”脇の“老健オアシス”横で休憩。施設の方のご好意により屋内のトイレも使用でき、自販機もあり、冷たい飲み物をゲットして生き返った心地がした人も多かったのでは・・・

やがて道は緩い勾配の登りになり、四国へ続くJR瀬戸大橋線と瀬戸中央自動車道を下から横切り旧下電鷲羽駅に至る。ここから左に向えば鷲羽山だが右へ進み、下津井城跡西の丸跡で昼食。 下津井城は戦国武将宇喜多秀家によって築かれ、関ケ原の合戦後に小早川秀秋、池田藩により整備された。しかし一国一城令により1639年に廃城となり、残念ながら石垣しか残っていない。パンフレットによれば、城跡には約300本の桜が咲き誇り桜越しに見える瀬戸内の多島美は絶景とあり、又桜の季節に来て見たいと思った。

  昼食後、そのまま下山すると下津井の町に降り、共同井戸群、まだかな橋跡を過ぎ、平成305月に日本遺産に認定された“むかし下津井回船問屋”に立ち寄った。ここには蔵を改造したエアコンの効いた食事処があり、ご好意に甘えて各自土産物店で買ったアイスクリームやコーヒーを楽しんだ。広大な“回船問屋”の中では熱心なボランティアガイドのオジサンから児島湾干拓の歴史、北前船の交易(何と北海道への一航海で、船一艘あたり1億円の莫大な純利益があった)等の説明を受け、美声の“下津井節”まで披露して頂いた。

  “回船問屋”で十分涼まった後、再び炎天の戸外を東に向かい、坂道を喘ぎながら再び旧鷲羽駅に至り右へ進み鷲羽山を目指す。坂道の右側にはポツンと名曲喫茶“時の回廊”が一軒だけ世間から取り残されたように遠慮勝ちに佇んでいる。恐らくクラシック好きの店主が利益を度外視して愛好家と音楽談義に花を咲かせているのだろうと想像を膨らませた。

  やがて東屋に至ると真ん前に四国に繋がる瀬戸大橋の雄大な景観が眼前に広がる。ここで長身の初老の外国人(大堂さん得意の話術でスイス人と判明)に集合写真をお願いした後、花崗岩の風化した真砂土の道を辿って鷲羽山頂に着く。山頂からは瀬戸大橋全景や備讃瀬戸に浮かぶ美しい塩飽諸島の島々が望め、高松市まで見える。北側に眼を転じると児島の町並みや玉野市の風景も望める。

  鷲羽山は海抜133mながら、明治から昭和戦後期にかけてジャーナリスト、思想家、評論家として活躍した徳富蘇峰が「秀でた風景をこの峰に集める」と賞賛して“鐘秀峰(しょうしゅうほう)”と名付け、山名は北東側から遠望すると鷲が翼を広げた姿に見えることに由来している。我が国初の国立公園として知られる瀬戸内海国立公園の代表的な景勝地で、倉敷市の数ある観光地の一つである。特に夕景の美しさは格別で「日本の夕景百選」にも選ばれている。

  児島駅に向かうバスが1時間に1本なので十分余裕を持って第二展望台に至ったが、ここで問題が発生。簡単に見つかると思っていた第二展望台下のバス停が見当たらない。展望台下の駐車場を横切ったりして全員で必死に探したところ、芝山さんが見つけてくれた。事前にバス停の位置をネットで確認しておくべきだったとリーダーとして反省しきり(≧▽≦)。それでもバスが来るまでには約15分余裕があったので、バス停脇の公衆トイレで洗顔、濡れたタオルで汗を拭き着替えをしてサッパリできた。炎天下を休憩を挟んで約5時間歩いたので冷房の効いたバスの何と有難いことか!!!

  高齢(75歳の男性)の一般参加者も含め全員熱中症、事故もなく児島駅に到着。再び長い電車の旅を経て予定通り例会を終えました(^◇^)。暑さでハードな山行でしたが、見どころ満載の楽しい一日でした。

(以下参加者の感想文)

(一般、北原隆夫さん)楽しく愉快な街歩きと山行でした。只々罰ゲーム状態の申し分ない好天にも感謝

(一般、沼山昭子さん)暑かったけど、楽しく歩けて良かったデス

(福嶋さん)ジーンズの町児島駅から日陰を求めながら商店街を歩き、風の道では整備された専用道路、ウオーキングやサイクリングの人達とすれ違う。休憩、水分補給しながら下津井城跡で景色を見ながら昼ご飯。汗だくだくの方もいました。下津井古風な街並みを進み回船問屋に寄り、地元の方が当時の様子を語り下津井節まで披露して下さり一時の時間でした。上り階段を上がると頂上鐘秀峰からの瀬戸内海の島々と瀬戸大橋の絶景が見える鷲羽山頂上では周囲360°見渡せる最高の場所だった。厳しい暑さでしたが、岸本さん始め皆さんとの楽しい一日でありがとうございました。

(柳瀬さん)一般の参加者4名とともに姫路からトコトコ各駅停車に乗って3時間、岡山まで来た。今ではジーンズが代名詞の児島。炎暑の中、風の道と呼ばれる廃線跡を歩くが、風はどこにも見当たらない。皆、日傘を指している。左手に海が見え始めた辺りから緩やかな勾配を上がる。鷲羽山の手前で瀬戸大橋を望む。山頂からの眺めは後に取っておくらしい。右手に遊園地を見ながら下津井城跡へ。しまった! お昼ご飯用に買ったオニギリを3個とも道中で食べてしまった!! 出発が朝早い日はお腹が空く時間も早いのだ。昼食後は、今山行で唯一、山の会の例会らしい登山道を50m程下り、下津井の町を散策した。あちこちにある井戸を巡り、「まだかな橋」の名の由来を知り、現代アートの展示を覗き、「むかし下津井回船問屋」という北前船の資料館で過ごした時間は、忘れられない思い出になった。頭を冷やし足を休め喉を潤しガイドさんの名調子を聞くにつけ、ああ、こういう観光ツアーも良いなあ、と思えた。これからはリーダーのことをツアーガイドと呼ぼう。

資料館でずいぶんゆっくり過ごしたので、急ぎ足で鷲羽山へ登る。西日が痛い程だが、午前中に比べると海風が出てきてマシに思えた。展望台の東屋横で瀬戸大橋をバックに記念撮影。鷲羽山山頂では東南西方面がパノラミックに広がる瀬戸内の絶景を堪能した。天気が良く、遠くには讃岐富士が見え、足元には川のように流れ波立つ瀬戸に多くの船が行き交うのが見えた。

下山時は、バスに乗り遅れまいと先を急ぐツアーガイドに、バス停はどこ?と右往左往する参加者と、最後までハラハラドキドキの楽しい瀬戸内観光ツアーでした。

(播田さん)下津井電鉄廃線跡を風の道として整備され、歩行者と自転車の専用道路となっており、猛暑の中を歩く。昔の下津井の街道、明治時代には北前船の寄港地として栄えた保存地区を散策しました。鷲羽山頂からの瀬戸内海の島々が美しく、また東屋から瀬戸大橋を正面から見るのが最高でした。 ただこの時期は避けた方が良い。猛暑日の中、最後までよく歩けたと思う。気候の良い時に来て、地元のグルメを堪能したい。

(福島正さん)リーダーから暑さへの事前対策の通達があり、出来るだけの準備はした。日傘、携帯扇風機、サングラス、凍らせたボトル、汗拭きタオル等々・・・そんなことはおかまいなしに、電車から一歩出ると舗装道路から熱風が襲ってきた。もう、覚悟を決めて歩き始めた。ほどなく廃線跡のレールを伝って歩く土道になり少しは楽になった。少し山道を登ると見晴の良い頂上で昼食のおにぎりを食べた。そこは前方に海峡をつなぐ瀬戸大橋の見晴抜群の景色!今までの暑さも一瞬忘れるほどであった。帰りには昔の廻船問屋でのしばしの休憩とご主人の名調子の歌声など今回はいつもと違った山歩きを楽しむことができた。暑さにヘタバル前に途中からバスに乗ることが出来たのは大正解でした。これも、リーダーの計画の緻密さに感心。リーダーに感謝です。ありがとうございました。でも、でも~~暑かったよ。

(水谷さん)家の中にいても汗がタラタラ流れるような酷暑の中、JR児島駅から下津井電鉄の軌道敷の“風の道”を歩きました。熱中症にならないよう水分をしっかり摂りつつ、足の痛みに耐えながら皆さんに迷惑をかけないよう何とか踏ん張りました。鷲羽山からの瀬戸大橋の景色が良かったですね。お世話頂いた岸本さん、有難うございました。

 

 

 


例会報告


 

 





































































































































































































































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